ファンモーターには、軸流形状、ブロワ形状、クロスフロー形状、ターボ形状、ダクト形状、など様々な形状があります。取付けられる機器や設置寸法、又、どのように風が流れれば良いか、どのようなものをどれだけ冷却したいか、必要な風量・静圧はどの程度か、などのヒアリングにより適切な形状、適切な性能のファンモーターをご提案します。
併せて価格やデリバリーについてもユーザー様とともに考えて行きます。
弊社では様々なファンモーターを取り扱っていますが、万が一ご要求のファンが無い場合には、別途、羽根形状、必要風量、必要トルクなどを検討し、新たに開発を行うことも可能です。
又は、現状流通しているもので何かしらのご提案を行うことも可能です。一度是非、お問い合わせ下さい。
防塵、防水、防湿、耐油、耐熱、…など様々な環境に対して耐久能力の高い製品を又、ご要求度に応じたクラスの製品を適切に選択し、ご提案します。
現在採用中のファンモーター、モーター、オプションパーツなどについて、寸法、取付け、性能、品質、入手性、等さまざまな角度から検討し、適切なコストダン提案、VE案を含めた原価低減を提案します。一度是非、お問い合わせ下さい。
弊社では、モーターやファンモーターのリード線の端末ハーネス加工、ファンモーターをシャーシに組み込んだファンユニット、など様々なご要求にお答えします。 ハーネス加工については小量での対応も可能(各社コネクターメーカー多数の機種に対応)ですので、一度是非、お問い合わせ下さい。
金属羽根は、熱伝導による放熱放射効果が良くボールベアリングのグリース熱劣化を極力防ぐことが出来ます。樹脂と比べると機械的強度が高く、経年劣化やくるいに対して強いという特性も持ち合わせています。
さらに、AC軸流ファンモーターでファンの回転異常を検出する方法としては、金属羽根の回転を検知して信号を発信する方法が最も信頼が高いと言えます。
但し、価格的な問題などにより市場流通性は樹脂羽根が断然多く、また安価となります。樹脂羽根でも取付ける機器により適切な選択を行えば問題は無いかと思います。
現在は、百円台のものから数千円のものまで様々なファンが流通しています。民生用機器のファンとしては、現在は海外生産のローコストな製品がほとんどで、同じ機種を大量生産している海外工場から生産供給されています。
それらのファンは安価な反面、信頼性に疑問があるものも多いのが現実です。
一方、産業機器に取付けられているファンは1台故障すると全てのシステムが停止する恐れもあるような装置も多く、非常に高い信頼性が要求されます。
又・・・防塵、防水、耐油、耐熱、回転制御、長寿命、等様々な機能を内蔵するファンについては市場流通性やその他の理由により高価なものとなります。
一般的にファンの寿命とは「軸受寿命の計算値」で表される「期待寿命」と呼ばれます。機械的寿命より先に軸受け部の潤滑油(ベアリンググリース)による寿命が先に来てしまう事がほとんどのためで、長寿命タイプのファンはこの寿命を延ばすために様々な工夫を行っています。
ファンモーターの異常としては、回転低下/回転停止/電流上昇/異常音発生、などがあり、各種の異常を防止、またはモニタリングするための色々な機能がファンモーターに組み込まれます。
通常モーターは入力をそのまま出力に変換することは出来ません。その点、通常のモーターに比べてBLDCモーターは損失が少ないため、高出力で安定性がありながら小型化が可能となります。
又、ブラシ付きモーターと比較して
機械的寿命が少ない
整流子などから発生する電気的ノイズが無い
ブラシの摩擦による騒音が無い
などの長所があります。
又、構造上ロータ位置を検出して(適切な通電を行って)モーターを回転させているため、特別なセンサーが無くても、回転速度/回転方向/位置、などの制御が可能となります。
各種ドライバICも多く出回っているため、正逆回転やブレーキ制御も容易です。DC軸流ファンモーターに内蔵されているモーターはほとんどがこのBLDCモーターとなります。